2014年8月3日日曜日

インダストリアの弾も当たることがあるのね

最後のテストが終わりました。いよいよ大学生活二年目の夏休みです。
今のところこれといった予定はありませんが、それでもやっぱりわくわくします。
そういえば来週マーニー見に行く予定がありました。わくわくです。去年の風立ちぬは3回も映画館に行って見ました。今年は何回行くのかな。映画がよかったっていうのもありますが、ただ単純に映画館の雰囲気が大好きなので、今年の夏は出来たら映画館にたくさん通いたいと思います。お金が無いなあ。

話がそれました。今日は未来少年コナンについてまとめようと思います。
なんでコナンかというと、我が家では夏になるとコナンを借りてくるのが恒例行事だからです。理由はそれだけです。眠いしサクサク書いていきます。
放送期間は1978年4月~10月、あの宮崎駿の記念すべき第一回監督作品のNHKアニメです。
このアニメの凄いところ、たくさんあるのですが、一番はやはり”濃密さ”という点にあると思います。
全26話のこの作品は、無駄な話がひとつもありません。それでいて尺が足りていないわけではなく、最終回はすっきり終わって、爽やかな満足感を与えてくれます。26話(2クール)アニメで一番出来が良い作品は?と聞かれたら、迷わずコナンと答えます。他に2クールアニメだとナデシコとかタイラーが思い浮かぶのですが、完成度という点だとコナンには遠く及ばないです。ナデシコなんて最後丸投げだし。これがもし、2クールアニメで一番好きな作品は?だったらめちゃくちゃ悩みます。劇場版でも結局丸投げしたけど、そんなナデシコが大好きだし。タイラーも大好きだし。2クールで好きなアニメ他にもたくさんあるし。一番は決められません。
またそれてしまいました。とにかく、決して派手さはないのですが、SF、アクション、冒険、ラブロマンス、それらがぎゅっと詰まったまさに王道を行くアニメだと思います。

ビバップの時も書きましたが、やはりアニメは初回が肝心だと思います。初回で世界観や設定を視聴者に出来るだけ提示して、その上で視聴者を引き付ける作品の魅力を描く。本当に難しいことです。その点で言うとコナンの初回はまさに、アニメのお手本のような初回だと思います。冒頭でさらっと世界観を提示して、そしてコナンが本当によく動きます。リアルに動くとかいうことではなくて、魅力的に、躍動的に動くんです。風のように早く駆け、何十メートルの高さから飛び降りても足がジ~ンとしびれるだけ、そんなコナンの主人公的強さにあっというまに夢中になってしまいます。
コナンのその無敵とも言える強さの原動力は、ラナにあります。ラナに会いたい!ラナを助けなくちゃ!とコナンが強く思えば思うだけ、人間離れした身体能力がアニメーションとなって鮮やかに動きます。それを見るのが毎回気持ちよかったです。
もちろん、主人公のコナンだけでなく、どの登場人物もみんな魅力的です。私が一番好きなのはモンスリーちゃんです。もとは敵役なのですが、コナンと関わるうちに考え方が変わり、コナンの良き理解者にまでなってくれます。あと「ばかね!」っていう口癖がかわいい。

過去の名作を振り返るのも楽しいですが、今期もなかなか面白いアニメが多いです。
モモキュンソードには確実に毎週お世話になっています。
新旧とわず、いろんなアニメを見て楽しい夏にしたいです。おわり。