2014年6月8日日曜日

何万年も昔に、異星人たちの街で流行った、当たり前のラブソング

マクロス初夏の陣2014に行ってきました。
マクロスⅡのBDBOX発売に先駆けたイベントで、マクロスⅡ全六話と愛おぼ、マクロスプラスを23時から30時(!)までぶっとおしで上映するという過酷かつ胸アツな企画でした。クレカ持ってなくてチケット買えなかったのですが、親切なオタクのおかげで参加することができました。大感謝です。
マクロスⅡとマクロスプラスは実は見たことが無かったので、今回めちゃくちゃ楽しみだったのですが、案の定半分くらい寝てしまったので内容をよく覚えていません。めちゃくちゃ反省してます。
眠くておぼろげな記憶の中でも、笠原弘子の歌が最高だったこと、イシュタルがかわいかったこと、マクロスプラスの戦闘シーンの作画がすごかったことは覚えています。
今回のイベントで唯一寝ないでガッツリ見れたのが、最初に上映した「愛・おぼえていますか」。
昨日まで、愛おぼよりもアニメの初代マクロスの方が好きだったのですが、今回のイベントで完全に愛おぼ派となりました。今日は愛おぼについて書こうと思います。

1984年公開、キャッチコピーは「それは時空を超えたラブソング」「ミンメイ最大戦速(マクロスピード)!!」。
当時はアニメのダイジェスト映像をもって劇場版とする作品が多かった中、全編新作フィルムで制作されました。それに伴い細かい設定の大部分がアニメとは異なります。私はアニメだと未沙の方が好きなのですが、映画だとミンメイの方が好きなぐらい、アニメと映画ではキャラの描写も異なってきます。また、作画レベルもアニメとは比べものになりません。もちろん映画だからそれが当たり前なのですが、スクリーンで見るとその描き込み量の多さに改めて驚かされました。やっぱり映画は映画館で見るものだな、と痛感しました。
一番感動したのは、やっぱりラスト5分のミンメイ・アタックです。輝のビンタと、「君はまだ、歌が歌えるじゃないか!」の一言ではっと気づくミンメイ。輝の祈るような表情を見て、何かを言いかけて口を閉じます。ここの間の描き方が、すごく好きです。輝が求めているのは自分じゃなくて自分の歌なんだと、輝の表情で気づいてしまったミンメイが、輝に振り向いてもらうための言葉を飲み込んで、代わりに自分に言い聞かせるように歌う決意を口にします。「あたし、歌うわ。思いっきり!」そして前奏が流れだし、クライマックスの戦闘シーンにつながります。ラスト5分はずっと鳥肌が立ってました。もう一度、映画館で見たい!と昨日見たばかりなのに思います。

愛・おぼえていますかはもちろん名曲なのですが、個人的には最後に流れる天使の絵の具の方が好きだったりします。スポットライトを浴びながら、1,2,3,4とリズムを刻むミンメイ、そして流れ出す天使の絵の具とスタッフロール。こんなに綺麗ですっきりした映画の終わり方は、なかなかないのではと思います。

やっとサンライズ縛りから抜け出せました。
また何かアニメ見たり、イベントに参加したら更新しようと思います。おわり。

2 件のコメント:

  1. こちらのブログをリンクに追加させていただきました。

    この記事のタイトルいいですね!
    私も以前、『愛・おぼえていますか』のレビュー記事を書いたときに、
    このセリフを引用させていただきました。

    今後も末永くよろしくお願いします。

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    1. いいセリフですよね!もう一度映画館で見たいです。
      こちらこそよろしくお願いします。

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